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2024年6月14日産学官連携の取組み
当社は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた社会課題解決の一助となるべく、産総研等の研究機関と共同で新たな技術開発に取り組んでおります。
研究内容:
共同研究者:国立研究開発法人産業技術総合研究所
概要:本事業は、経済産業省未来開拓研究プロジェクト「産業技術研究開発(革新的触媒による化学品製造プロセス技術開発プロジェクト/有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発)」(平成24~25年度)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発」(平成26~33年度)の一環として行われました。テトラアルコキシシランは、セラミックスや電子デバイス用の保護膜・絶縁膜の原料として利用されています。また幅広い産業分野で使用されているシリコーンをはじめとするさまざまな有機ケイ素材料の原料としても有望とされております。現在、テトラアルコキシシランの製造では中間原料として金属ケイ素を経由する必要があり、これには大量の電気エネルギーを用いて高温でケイ石(シリカが主成分)の還元反応を行う必要があります。そのため、エネルギーを多く消費し、高コストとなることが課題となっております。したがって、安価なシリカ原料から直接合成する技術の開発が望まれていましたが、その技術的難易度の高さから、半世紀以上に渡って、金属ケイ素を経由したプロセスで工業的な生産が行われています。今回、シリカを多く含み、安価で豊富に存在する砂、植物燃焼灰、産業副産物などをケイ素源としてアルコールと反応させて、テトラアルコキシシランを一段階で高効率に直接合成できる技術を開発しました。
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出典:産総研ウェブページより
研究内容:
共同研究者:東ソー株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、公益財団法人相模中央化学研究所
概要:本事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業」です。2050 年カーボンニュートラルの目標達成に向け、CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発に係るものです。ポリカーボネートやポリウレタンの原料となるジアルキルカーボネートやイソシアネートをホスゲンの代わりに CO2を原料として製造する技術を確立することで、不要となるホスゲン製造時のCO2 排出量の削減と CO2の原料化実現により、原料から製品までのトータルで温室効果ガス(GHG)排出量を下げることを目標にしています。
*詳細はイメージをクリック (事業戦略ビジョンPDFリンク)
出典:事業戦略ビジョンより
研究内容:
砂や灰などからケイ素化学の基幹原料を高効率に直接合成
共同研究者:国立研究開発法人産業技術総合研究所概要:本事業は、経済産業省未来開拓研究プロジェクト「産業技術研究開発(革新的触媒による化学品製造プロセス技術開発プロジェクト/有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発)」(平成24~25年度)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「有機ケイ素機能性化学品製造プロセス技術開発」(平成26~33年度)の一環として行われました。テトラアルコキシシランは、セラミックスや電子デバイス用の保護膜・絶縁膜の原料として利用されています。また幅広い産業分野で使用されているシリコーンをはじめとするさまざまな有機ケイ素材料の原料としても有望とされております。現在、テトラアルコキシシランの製造では中間原料として金属ケイ素を経由する必要があり、これには大量の電気エネルギーを用いて高温でケイ石(シリカが主成分)の還元反応を行う必要があります。そのため、エネルギーを多く消費し、高コストとなることが課題となっております。したがって、安価なシリカ原料から直接合成する技術の開発が望まれていましたが、その技術的難易度の高さから、半世紀以上に渡って、金属ケイ素を経由したプロセスで工業的な生産が行われています。今回、シリカを多く含み、安価で豊富に存在する砂、植物燃焼灰、産業副産物などをケイ素源としてアルコールと反応させて、テトラアルコキシシランを一段階で高効率に直接合成できる技術を開発しました。
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出典:産総研ウェブページより
研究内容:
CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発「研究開発項目3:CO2からの機能性化学品製造技術の開発」
共同研究者:東ソー株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、公益財団法人相模中央化学研究所概要:本事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業」です。2050 年カーボンニュートラルの目標達成に向け、CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発に係るものです。ポリカーボネートやポリウレタンの原料となるジアルキルカーボネートやイソシアネートをホスゲンの代わりに CO2を原料として製造する技術を確立することで、不要となるホスゲン製造時のCO2 排出量の削減と CO2の原料化実現により、原料から製品までのトータルで温室効果ガス(GHG)排出量を下げることを目標にしています。
*詳細はイメージをクリック (事業戦略ビジョンPDFリンク)
出典:事業戦略ビジョンより